JR東日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、秋田エリアでは運転時刻のパターン化、利用の少ない駅の廃止などを行います。
羽越本線の特急「いなほ」のうち、新潟駅〜秋田駅間運転の「いなほ5・10号」については酒田駅〜秋田駅間の運転が取り止められます(運転時刻は下表を参照)。これにより、秋田駅発着の「いなほ」は現行ダイヤの3往復から2往復に削減されます。なお、運転区間が縮小された列車は利用が多く見込まれる場合、酒田駅〜秋田駅間を臨時列車として延長運転するとしています。
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奥羽本線では、新庄駅〜秋田駅間を運転する昼間時間帯の普通列車上下各1本について、利用状況に合わせるかたちで新庄駅〜湯沢駅間の運転が取り止められます。また、昼過ぎから夕通勤時間帯にかけて湯沢駅、横手駅、大曲駅、秋田駅の発車時刻が一部調整され、わかりやすくパターン化されます(運転時刻は下表を参照)。
北上線では、平石駅と矢美津駅について利用客が減少していることを理由に廃止されます(路線図は上図を参照)。両駅は利用状況を反映した運行管理の一環として、2016年以降は12月1日〜3月31日の冬季期間において全列車が通過とされています。このため、ダイヤ改正前日まで列車が停車することなく役目を終えることになります。